秋篠理数・算数教室の「さあさあ、お勉強だよ!」


あっ計算ミス! (その1)

みなさん、計算ミスにお悩みではありませんか。今回は、計算ミスをなくすには、どうしたらよいのか考えてみましょう。まずは、こんなお話から…

オリンピックの射撃競技でのことです。その選手は、決勝で最後の一弾をはずしてしまい、惜しくも銀メダルとなりました。のちに、その選手はこんなふうに語っています。

「射撃にミスは付き物です。私は平均すると200発に1発くらいははずしているでしょう。あの日は、決勝の最後にその1発が訪れたのです。」

うーん、さすがは一流選手、含蓄のある言葉ですね。射撃を計算に置きかえると、まさにこの言葉どおりなのではないでしょうか。

そうです、計算ミスをなくすことは、不可能だということ、これが大前提です。計算にミスは付き物なのです。

ただし、オリンピック選手はこうも言っています。自分は200発撃ったら199発命中すると。

つまりこの選手は、限りなくミスを減らすトレーニングを行って、ついに99.5%の命中率という驚異的な能力を身につけたのです。

では、私たちは具体的にどうすれば、計算ミスをなくす、いえ減らすことができるのでしょうか。回を分けて、お話ししていくことにいたしましょう。