4月の夜9時すぎ、路上を歩くニホンジカに遭遇しました。
栃木県山間部の国道を車で走っていると、道路の中央付近を
のんびりとシカが歩いていました。
スピードを落として近づくと、シカは道路わきによけてくれました。
落ち着いてこちらを見ているようすから、車には慣れているのかも
しれません。
実は、私はこのあたりでよくシカを見かけています。
特に春先は多く見るので、半ば期待して車を走らせていたのですが、
まさか道路中央にいるとは思いませんでした。
ぶつからなくてよかったね。
夜、山道を車で走っていると、交通事故で死んでいる動物が
数多いことに驚かされます。もっとも多いのはタヌキ、次いでウサギ
でしょうか。珍しいところではフクロウやテンも見たことがあります。
動物たちにとって、夜走ってくる車は、ふたつのライトがごうごうと
音をたてて近づいてくるように見えるだけです。車であることは
もちろん、大きさも速さも理解できず、危険を認識できないのでは
ないでしょうか。
交通事故は山の動物たちにとっても脅威なのです。
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